ファスナー・チャックが壊れた!外れた時の直し方とは?
バッグや服のファスナーって結構外れたり、動かなくなったりして困ったことありませんか?
特にお気に入りの服はカバンのチャックが壊れてしまった時はショックですよね。
破れたわけでもないし、年数が経っているわけでもないのに、ファスナーが壊れたぐらいで諦めないといけないなんて嫌ですよね。
バッグなら修理もしてくれるかもしれませんが、服なんかは修理もしてくれるかどうか怪しいですからね。
なんとか自分で元通りに直して使い続けたい!
と思っている方も多いはず。
そこで、自力で壊れたファスナーを直す方法がないか調べてみました!
今回は、ファスナーが壊れてしまったり、動かなくなるパターン別に直し方をご紹介しますね。
2018年9月9日追記:
このページを見た読者の方から続々と感想が寄せられています
・一発で治りました!ありがとうございました!
・こちらを見て直すことができました!わかりやすくとても助かりました!
・ダウンコートのファスナー、しめてもぱらぱらと開いてきて、もうあきらめていたのでとても助かりました。
・ハンドクリームを付けたら、開閉がスムーズになりました。
などなど、嬉しいご報告を頂いております。
ファスナーが壊れて困っているあなた、是非、このページの方法を試してみてくださいね!
スポンサーリンク
まずは基本!ファスナー用語と構造を覚えておこう!
どうやって直すの?早く教えて!
…と、その前に。
まずはファスナーの構造や各部の名称などを簡単にご説明します。
何故かと言うと、直し方を説明するのに、構造や名称を知ってないと理解ができないからです。
簡単なのでこの機会に覚えておいてくださいね。
<ファスナーの構造>
・エレメント(務歯)
ファスナーのかみ合う部分
・スライダー
開閉するときにエレメントをかみ合わせる役割をする(手で持って引っ張る部分)
・テープ
ファスナー専用に作られており、ポリエステル製が多い
覚えておきたいのはこれだけです。
直し方のところでもちょいちょい出てくるので上の画像を参考にしてくださいね。
ファスナーが完全に動かなくなってしまった時の直し方
たまにしか使わないお気に入りのカバンに多いのがこのパターンではないでしょうか。
なんか硬いな~、と思いながらも無理やり閉めると、途中でうんともすんとも言わなくなる、なんてことありますよね?
力ずくで動かそうとすると、さらに頑固に動かなくなってしまったり、
最悪の場合ファスナーを壊してしまうおそれもあるので、無理は禁物です。
<動かなくなったファスナーの直し方>
①元の方向へ戻してみよう
このような場合、無理に閉める、もしくは開けようとするのではなく、逆に元の方向へ戻すようにすると動くことが多いんですよ。
ファスナーの様子を見ながらゆっくりと行いましょう。
焦っているときほど、冷静に!
②潤滑油を使ってみよう
①の方法でも直らない場合は、その部分にサビが出て滑りにくくなっていることがあります。
そんな時は、潤滑油を使ってみましょう。
とは言っても、本当に機械に使うような油ではなく、潤滑油がわりにリップクリームやワセリンなどで代用できます。
これをファスナーにうすーく塗ってみて下さい。
少しずつ動かして馴染ませていくと、案外スルッと動きますよ。
②の方法は、つけすぎてしまうと生地を傷めたりシミの原因にもなりますので注意して下さいね。
私のオススメは簡単な①の方法です。
まずはこちらから試してみて下さいね。
ファスナーが布を噛んでしまってどうしても動かない時の直し方
これ、かなり発生頻度が高くありませんか??(私だけ??・・・笑)
カバンに荷物が多いと特に起こりやすい気がします。
荷物のハンカチなどが噛んでしまうこともありますよね。
私の場合、カバン以外でも子供に上着などを脱ぎ着させるときも多く起こります。
人の服のファスナーを閉めるのって結構コツがいるというか…。
急いでいるときに限って布を噛んで動かなくなるのですからついイライラしちゃいますよね。
<ファスナーが布を噛んだ時の直し方>
①まずは噛んだ布を動かすべし!
布を噛んだ場合のポイントは、ファスナーを動かす前に噛んでしまった布を引っ張ることです。
布を引っ張る方向はファスナーに対して水平に行うとうまくいきやすいです。
ゆっくりと布を引っ張りながらファスナーを動かしてみて下さい。
もし近くに人がいたら、手伝ってもらうとやりやすいですよ。
②硬い生地には温め&小道具で対処を!
①は比較的やわらかい布などに効果的ですが、デニムなどの硬い生地を噛んでしまうこともありますよね。
こんな時は、まずファスナーをドライヤーなどで軽く温めます。
こうすることでファスナーがやわらかくなるので、ここで小道具登場!
先の尖った物を用意して布とファスナーの間にひねるように入れると、噛んでしまった生地を取りやすくなります。
オススメは細いピンセットや爪楊枝、マイナスドライバーなどです。
温め過ぎるとファスナーの変形や火傷のおそれもあるので、慎重に行って下さい。
私のオススメは、二人がかりで①の方法を行ってみることです。
布を引っ張る力加減が結構難しいので、二人でやるほうがうまくいきやすいですよ。
ファスナーの片方が完全に外れてしまった時の直し方
さて、ここからは結構ハードな壊れ方をしたパターンの直し方です。
修理に出す前にぜひ参考にしてみて下さい。
動かなくなってしまったファスナーへのイライラがピークに達した結果、ありったけの力で引っ張りファスナーの片方が外れてしまうという最悪の事態を招いた方も多いのでは。
一度外れてしまったファスナーはちょっとやそっとでは元には戻りません。
そもそも元に戻す方法はあるのでしょうか?
<外れてしまったファスナーの直し方>
①手先に自信アリなら縫製部分をほどいてみよう
外れてしまったファスナーを戻すには、再び通しなおす必要があります。
それには、一番端の部分を剥き出しにするのが手っ取り早い方法ですよ。
手順は以下の通りです。
・ファスナーの一番下部分の止め金具を剥き出しにする
この時見えない場合は、周辺の糸をほどく
・止め金具を細いペンチなどを使って外す
・スライダーが抜けるので、両側同時にファスナーに戻す
・金具を戻せる場合は戻し、無理なようであれば末端部分を縫製して固定する
これはうまくできればかなりきれいに直すことができます。
とはいえ手先の器用さが重要ですので、様子を見ながら行って下さい。
②力ワザ?!スライダー部分を開いてみよう
これは簡単な理屈。
スライダー部分を開いて、再びファスナーをねじ込もう!というものです。
手順は以下の通りです。
・スライダーのエレメント部分を噛みこんでいる場所をマイナスドライバーなどを使って少しずつ開く
・開いたところへエレメントをねじ込む
・開いたスライダーをペンチなどを使って元に戻す
この方法は、縫製などをする必要がなく手軽に行えます。
しかし、スライダー部分を開いたり閉じたりする作業は力が必要なため女性だと難しい場合も。
また、最後戻す際に締め過ぎてしまうとファスナーの動きが悪くなる可能性もあるので慎重に行って下さい。
私のオススメは、②の方法です。
というのも私は縫製が苦手で・・・(汗
力には自信あるんですけどね!(笑
息子の上着のファスナーが片方外れたときは、②の方法で元に戻せましたよ。
ファスナー自体が大きめの作りだったのでやりやすかったのも成功したポイントかもしれません。
ご紹介したどちらの方法も、ファスナーが外れてしまったモノの作りやファスナーの素材・大きさによってやりやすさが違いますので、様子を見ながら選択することをオススメします。
スポンサーリンク
チャックを閉めても、その後からすぐに開いてしまう時の直し方
お財布やポーチ、子供のふでばこなど開閉頻度の高いものに多くみられるのが、閉めたはずなのにいつの間にかファスナーが開いてる!!というパターン。
カバンの中でお財布の小銭入れがいつの間にか開いていて、小銭がチャリチャリいってることありますよね。
子供のランドセルを開けたら、えんぴつで中が真っ黒・・・なんて事態にも!!
これは困りますよね。
でも捨ててしまうにはまだ早い!!
これから紹介する方法をぜひ試してみて下さい。
<後からすぐに開いてしまうチャックの直し方>
①スライダーを閉める
何度も開閉を繰り返すうち、スライダーが開いてきて緩むことでうまくエレメントを噛み合わせられなくなります。
この場合は、ペンチなどを使ってスライダー部分を軽く挟んで締めてみましょう。
こうすることで、エレメントがきちんと噛み合うようになりますよ。
コツは、エレメントを締めていく下部の方を締めることです。
簡単な方法ですが、スライダーを締め過ぎてしまうと今度は逆に動きが悪くなることも。
少し締めては動かしてみる、ということを繰り返すことで失敗しにくくなりますよ。
②エレメントをチェック!
こちらは、エレメントの状態をチェックしてみる方法です。
エレメントは、左右のパーツが互い違いに噛み合うことで閉まる構造をしています。
このエレメントが曲がっていたり飛び出したりしているとうまく噛み合わなくなってしまうのです。
ちょっと面倒ですがひとつひとつ状態を確認して、曲がったりしているものがあれば
細いラジオペンチなどを使って元に戻しましょう。
この方法は、大きくてエレメントの状態がわかりやすいものに対して効果的です。
細かいファスナーの場合は、エレメントが壊れやすいので注意が必要です。
状態にもよりますが、私は①の方法で息子のふでばこがきちんと閉まるようになりましたよ。
力もそんなに必要ではないので女性でも気軽に試せると思います。
まとめ
私たちは毎日色々なシーンでファスナーを開閉しています。
スムーズに動くのが当たり前、と思っているだけにいざ動かなくなってしまったときのショックやイライラは大きいものです。
しかもジャケットやカバン、ポーチなどファスナーが壊れてしまうと、そのもの自体が全く機能しなくなってしまうものが多いのも悩みの種。
今回はパターン別に様々な解決方法を調査しご紹介しましたが、ファスナーの構造を知っておくだけで壊れた原因がなんとなく分かる、というのはとても大切だと思いました。
それによって解決方法を選択できますものね。
壊れたから捨てる、というのではなくちょっとしたコツでまた元のように使えるのは自分にとっても家族にとっても大切なことだと思います。
みなさんもぜひ試してみて下さいね。
スポンサーリンク
詳しく説明されてあり、とっても参考になりました
コメントありがとうございます。
ご参考になったようで、私も嬉しいです。
今後共よろしくお願いします。
これみて一発で修理できた。感動した。
コメントありがとうございます。
お役に立てたようで何よりです。
今後共よろしくお願いします。
旅先でパックパックのファスナーが突然壊れて途方に暮れておりました…(^_^;)
が、無事に一発で修理出来ました(^O^)b
有難う御座いましたm(_ _)m
コメントありがとうございました。
旅先で壊れると、本当に困りますよね。
そういう時のためにネットの情報ってありがたいですよね。
お役に立てて嬉しいです。
今度ともよろしくお願い致します。
これ見てやったら、1発解決!感動した!
コメントありがとうございました。
解決したようで何よりです。
これからもお役に立てる記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
母から貰った大事なジャケットのファスナーを
壊してしまいました。困っていたところこのサイトを見て
解決しました、ついでに合羽のファスナーも治りました。
ありがとうございました。
コメントありがとうございました。
大事なジャケットのファスナーが治ったとのこと、お役に立てて私も嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。
長年使ってきた小銭入れのチャックが外れてしまい、新しいものを買わなきゃなあと思ってネットを検索していたところ、貴サイトに行き着きました。おかげさまで修理ができ、お金を無駄にせずに済みました。感謝申し上げます。
ファスナーの片方外れて困ってたとこ、こちらの方法ペンチとドライバーを試したら、うまく直せました。凄いです。捨てなきゃならないかと思ってたとこだったから助かりました。感謝します( ☆∀☆)
治りました!
ありがとうございます!
m(_ _)m
1万弱するリュックのチャックが壊れてどうしようかと困っていたのですが、このサイトを見て実践したところ直ったのでとても助かりました!高いものなので、本当に良かったです…(焦
縫製などできません。
力ワザ?!スライダー部分を開いてみよう。スライダー部分を開いて、再びファスナーをねじ込もう!……で、今、大成功しました。会社のトイレで小用後にファスナーがはずれ、このHPにたどりつき、なんとかなりました。一時はどうして帰ろうかと心配しましたが、これで安心。ありがとうございました。Thank you very much 謝謝 감사합니다 Merci Danke schön Grazie a te
思い出の鞄が真ん中から後ろが開いてしまい、困っていました。
今度、直してみます。
チャックを直すことが出来ました!!!
これで手持ちの服が1着増えた..!
有り難うございました(^O^)
お気に入りのお財布のファスナーが閉まらなくなって、まだ使えるのに。。と思い直す方法を探していました。分かりやすい説明ありがとうございます。自分で簡単に直せました!!
ハンドクリームを付けたら、開閉がスムーズになりました。
買ってもらったばっか筆箱壊して修理に出して、なんて言えず困ってて、この方法で直りました!有り難うございます
何気なくサイトを見て、試してみたら直りました。ダウンコートのファスナー、しめてもぱらぱらと開いてきて、もうあきらめていたのでとても助かりました。
ありがとうございました。
気に入ってたポーチのチャックが外れてしまい落ち込んでいたところ、こちらを見て直すことができました!わかりやすくとても助かりました!ありがとうございます٩(๑^o^๑)۶