冬は乾燥がとても気になる季節ですよね。
ついこの間までジメジメと湿気が多くて暑い日が続いていたと思っていたのに、月日が経つのは早いものです。
さて、乾燥大敵の冬に活躍してくれるのが加湿器です。
最近は家庭でも使えるコンパクトなタイプが非常に多く商品化されていますね。
そんな加湿器を効果的に使用する方法ってあるんでしょうか?
加湿器の効果や置き方などを詳しく調べてみました。
スポンサーリンク
加湿器の効果とは?風邪や喉の痛み、インフルエンザ予防に効果ある?
まずは加湿器を使うと私たちにどんなメリットがあるのかを説明したいと思います。
加湿器を使えば、当然ですが部屋の乾燥を防ぐことができます。
これによってインフルエンザウイルスを含む、空気感染でうつる病気にかかりにくくなるのです。
インフルエンザは人から人へ、ウィルスがうつることによって感染しますが、乾燥した空気はさらにその感染を手助けする要素になっています。
湿気がある程度あれば、ウィルスは飛びにくくなり広く拡散されることもなくなるのです。
しかし乾燥した空気の中では、ウィルスは飛び放題。
おまけに人間の乾いた粘膜にくっつくと、どんどんその量は爆発的に増していきます。
これらを防ぐためにも、ぜひ加湿器を使用してください。
加湿器で一定以上の湿度を保てば、例えウィルスを家に持ち帰っても感染前に撃退することができるでしょう。
加湿器で部屋の湿度を50%以上に保つと、インフルエンザはじめ諸ウィルスの生存率は1割以下に抑えられるそうです。
また、喉の潤いもしっかりキープされて、冬につらいイガイガや痛みも防ぐことができます。
これだけの効果を持つ加湿器、ぜひ一家に一台、いえ、一部屋に一台は欲しいですよね。
加湿器の効果的な置き方とは?部屋のどの位置に置くのがいいの?
それではそんな加湿器の効果を、さらに発揮できるように理想的な配置などをご紹介します。
まずは配置場所ですが、できるだけ部屋の中央に設置してください。
これは加湿器でつくられた蒸気を極力逃がさないようにするためです。
出入り口付近や窓のそばですと、やはり開け閉めしたときにせっかくつくった湿気が逃げてしまいます。
できるだけ中央に置いて、部屋全体に湿気が行き渡るよう効率化をはかってください。
そしてテーブルや台などを使って、床から1m前後離して置くのが理想です。
これは加湿器の機種にもよるのですが、冷たい床の近くですと、加湿センサーが働いてしまい、1m以上の高さまでうまく湿気を放出できなくなってしまうそうです。
またエアコンの空気が直接当たる場所も控えてください。
エアコンの暖かい空気が加湿器のセンサーに触れる事によって、センサーの働きが鈍くなってしまうことがあります。
こちらも十分注意したいですね。
一般的なご家庭の寝室を8畳くらいだとすると、やはり部屋の中央でベッドや布団のそばに置くのがいちばん効果を発揮できり置き場所だと言えるんじゃないでしょうか。
スポンサーリンク
加湿器の選び方とは?寝室に加湿器を置くなら外せない選び方とは?
加湿器といっても、実はいろんなタイプのものがあります。
特に寝室で利用するにはどれがいちばん合っているのか、そのあたりを検証してみましょう。
まずはスチームタイプの加湿器です。
こちらは本体価格が安く、1000円台で買えます。
水を沸騰させて蒸気を放出します。
ただデメリットもあります。
水を蒸気にするタイプなので、掃除をこまめにしないと空気が汚れます。
また、熱いお湯を作るのでひっくり返したりすると大変なことになります。
次は超音波式の加湿器。
その名のとおり、超音波を使って水分子を空気中に放出する加湿器です。
3000円くらいで買うことが出来ます。
本体価格もお手頃ですし、電気代もスチームのものに比べて安上がりとのこと。
今注目度の高いおすすめの加湿器になっています。
一点面倒くさい点を挙げるとすれば、掃除を頻繁にしなければならないということ。
スチームタイプよりも汚れには敏感で、放置しておくとすぐに壊れる原因になります。
ずぼらな方には合わないかもしれませんね。
最後は気化式加湿器です。
こちらは内部にあるフィルターに水を染みこませて、それをファンで空気中に飛ばすといったもの。
簡単に言えば、濡れたタオルを室内にぶらさげておく、のと同じ原理です。
値段は1000円台から一万円近くするものまで、かなりバラバラです。
こちらは加湿能力がほかに比べて低く、ファンの音がうるさいのが難点。
これらを総合的に見てみると、寝室での使用に一番おすすめしたいのは超音波式の加湿器です。
熱いお湯を使うこともないので、寝ている時にも安心ですし稼働しているときの音もうるさくないので安眠できるでしょう。
また、空気清浄機付きの加湿器であれば、ハウスダスト対策やアレルギー対策もバッチリです。
これは少し高価になりますので、機能を比較して十分に検討してくださいね。
まとめ
今回は加湿器の種類や、効率的に動かす方法をご紹介しました。
ちょっと前までは加湿器がある家庭は珍しかったと思いますが今ではかなりの割合の家で加湿器を使っていますよね。
病院などでも非常によく目にします。
乾燥は本当に様々なウィルスを元気にしてしまいますから、まだ加湿器を持っていない方はぜひこの機会に購入を検討してみてほしいです。
コメント