タイブレーク?ブレークポイント?わかりやすいテニスのルール解説

2014年、テニスの全米オープンでの錦織圭選手の準優勝という大活躍から一気にテニスにブームがやってきた感じがありますよね。
趣味でテニスをしている人も多かったでしょうが、うちなんかは典型的なにわかファンでして、今まで見向きもしなかったテニスをテレビ観戦するようになりました。

錦織圭選手の師匠でもある松岡修造さんの解説もすごく楽しいですよね。

でも、テニスのテレビ中継を見ていても、ルールや用語など未だによくわからないことが多いんです。
なんでポイントがあんな中途半端な数え方なのかとか、ブレークポイントって何?とか。

そうです、よく意味もわからないまま、調べもしないまま今に至るんですね。
そこで重い腰を上げまして、テニスに関する最低限の知識を仕入れることにしました。

よく聞くタイブレークやブレークポイントなど解説していきますね。


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テニスのスコアの付け方や基本的なルールの解説


タイブレークやブレークポイントを説明する前に、まずは基本的なスコアの見方やルールを知っておく必要があります。
点数の数え方やゲームの取り方、セットの取り方、デュースやアドバンテージについてご説明しましょう。

テニス タイブレーク ルール

テニスのスコアの数え方とゲーム・セットの取り方


まずテニスで特徴的なのは、点数の付け方です。
一般的にスポーツといったら1点、2点、3点・・・と順序良く増えていきますよね?
野球・サッカー・バレーボールなど点数制のスポーツはどれもそうやって数えていきます。


ただテニスは違います。
テニスでは0、15、30、40と数えていきます。
読み方は、「ラブ」「フィフティーン」「サーティ」「フォーティ」です。

1ポイントを取ると、15-0(フィティーン・ラブ)となるわけですね。
そして40の次にポイントを取れば「ゲームを取る」ということなります。

つまり1ゲームを取るためには最低でも4ポイントを取る必要があります。

この「ゲーム」を取り合って、最終的に6ゲームを取れば、1セットを取るということになります。
3セットマッチなら全部で3セットの試合ですから、2セット先取すれば勝ちですし、5セットマッチなら先に3セット取ったほうが勝ちということになります。


デュース・アドバンテージとは?


先ほどゲームを取るためには最低でも4ポイント取る必要があると書きましたが、ここで「デュース」について説明しましょう。
お互いポイントを取り合って、40-40の状態のことをデュースと言います。

テニスでは「ゲーム」や「セット」を取るときには2ポイント、もしくは2ゲーム以上の差を付けなければいけないというルールがあります。
つまりデュースになれば、お互い40ですが、次のポイントを取るだけではゲームを取れません。

そこで、デュースの状態から1ポイントを取ることを「アドバンテージ」と言います。
このアドバンテージの状態でやっと1ポイントリードしている状態ですので、ここから更に1ポイントを取れば晴れて「ゲーム」が取れるということになります。


例えば、錦織選手とジョコビッチ選手が試合をしていて、あるゲームで40-40になったとします。
この状態がデュースですね。

このデュースの状態から錦織選手が1ポイントを取ると、錦織選手の「アドバンテージ」となり、さらにあと1ポイントを取れば「ゲーム」を取ることができます。
しかし逆にジョコビッチ選手が取ると追いつきますので、また「デュース」の状態に戻るのです。
拮抗した試合だと、デュースとアドバンテージを何度も繰り返すこともよくあります。


とにかく、「ゲーム」を取るには2ポイント以上差をつける必要がある、と覚えておくといいですね。
ちなみに、0はラブと言いますので、1ポイントも与えずにゲームを取ることを「ラブゲーム」と言います。


テニスのスコアの由来とは?


ちょっとここで脱線しますが、どうしてこのような独特な点数の数え方になったのでしょうか?

まず0(ラブ)は卵の形を表わしています。
テニスが発祥したころ、ゼロスコアを卵型につけていたところ、これをフランス語で「loeuf」と呼んで、それが英語のラブに変わっていったからだそうです。

そして15・30・40については、占星学や時計学からきているようです。
時計の一周が60。これを4分割すると15ずつになりますよね?

なので15をひとつの単位として点数をつけていこう!というのが起源なんだそうです。
じゃあなんで40がでてくるの?っていう話になりますよね。

これは審判が点数をコールするとき、
45で「フォーティーファイブ!」だとコールしずらいということらしいです。
それならはじめから1,2,3…で数えればいいんじゃ、と突っ込みたくなるますが、そこは抑えておきましょう(笑)


しかしテニスのポイントの数え方には諸説あるそうなので、あくまでもこうじゃないか、という一つの説に過ぎません。
本当の事は分かってないんですね。面白いですね。


タイブレークやブレークポイントとは?


テニスのスコアやゲームの取り方、セットの取り方については大体お分かり頂けたでしょうか。
そこでやっとタイブレークやブレークポイントについて説明ができるんですね。


ブレークとは?


まずは「ブレーク」とはなんぞや?というお話です。

テニスはゲーム毎にサービスをする選手が入れ替わります。

最初のゲームで錦織選手がサービスだったとしましょう。
そしたら、そのゲームをどちらかが取るまではずっと錦織選手のサービスなんですね。

そしてテニスではサービスをする選手の方が圧倒的に有利とされていて、自分のサービスの時には確実にゲームを取ることが大事になってきます。
いきなりサービスで強烈なショットを放つことができますからね。

自分のサービスでしっかりゲームを取ることを、サービスゲームをキープする、という表現を使います。
簡単に言ってしまえば、取って当たり前のゲームを「キープする」ということですね。


でもよくよく考えると、お互いにサービスゲームをキープし続けていれば、決着が付きません。
そこで試合に勝つためには、自分のサービスゲームは確実にキープしつつ、相手のサービスのゲームをいかに取るか、にかかってくるのです。

相手のサービスゲームを一つでも取ることができ、なおかつ自分のサービスゲームをキープしていれば、確実に試合に勝てるのです。
そこで、相手のサービスゲームを取ることを「ブレークする」と言います。

試合に勝つためには相手のサービスゲームを取る「ブレーク」が非常に大きなポイントになるので覚えておきましょう。


ブレークポイントとは?


ブレークポイントというのは、あと1ポイント取ればブレークに成功するという意味です。

相手がサービスの時に、30-40、15-40、0-40の状態だと、あと1ポイント取ればゲームを取れますよね。
この状態をブレークポイントと言います。(自分のスコアが40の状態のことです。)
また、40-40からアドバンテージを取った状態も同じくブレークポイントですね。


ちなみに、15-40をダブルブレークポイントと言います。
15-40の場合、相手に1ポイント取られても、まだ30-40で、こちらがブレークポイントのままですよね。
つまり15-40の場合、2回ブレークするチャンスがあるよ、という意味になります。

同じように0-40の時はトリプルブレークポイントと言います。


タイブレークとは?


テニスは「ゲーム」を取って、先に6ゲームを先取した方が1セットを取れる、と解説しました。
しかし、お互いにサービスゲームをキープしあって、一度もブレークが無い場合や、ブレークしたけど、ブレークされた場合など、ゲームカウントが「5-5」になるケースがあります。

お互いに5ゲームづつ取り合った状態ですね。
この状態で次にゲームを取ると「6-5」になりますが、ここでも2点差以上のルールがあるのです。

つまり6-5ではまだ1セットを取るには至らないんですね。
ここで、もう1ゲーム連取して「7-5」になれば1セット取ることになりますが、相手にゲームを取られて「6-6」になる可能性も十分にあります。

お互いにサービスゲームをキープし続けていれば「6-6」になりますよね。
そうなると、いつまでもこの状態を続けるわけには行きませんので、「6-6」になった時点で特別ルール「タイブレーク」が適用されるのです。


タイブレークに入ると特別ルールになって、先に7ポイントを取った方が勝ちというルールになります。
もちろんここでも2ポイント以上の差を付けるというルールが適用されます。
タイブレークに入ってもお互い譲らずに、ポイントを取り合って、6-6になったとしましょう。
そこからは先に「2ポイント連取した方」が勝ちとなります。
デュースのような状態ですね。

簡単に言うと、2ポイント差以上を付けて、7ポイントを取るか、6-6になってしまったら、2ポイント連続でポイントを取った方が勝ちということになります。

タイブレークを制した方がセットを取るということになります。


タイブレークはサービスの順番はどうなるの?と思われるでしょう。
これもしっかり決まっています。

まずタイブレークに入った時点で、前のゲームでレシーブだった方の先取が最初のサービスとなります。
最初だけ1回のサービスで、次からは2ポイントづつのサービスの交代になります。

ちょっとややこしいですが、とにかくテニスでは2ポイント以上差を付けなければいけないというルールが基本になります。


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最低限これだけ覚えて!テニス用語解説



ブレークやタイブレークを覚えたら、ルールに関してはもう大丈夫だと思います。
あとは覚えておいたほうがより楽しく観戦できるんじゃないかな、という用語をいくつかご紹介していきましょう。


■サービス

サーブのことです。
テニスではゲームごとにサービスが交代になります。
キープやブレークは上記を参照してくださいね。


■フォルト

サービスを失敗することです。
ネットに引っ掛けたり、相手のコートからはみ出すとサービス失敗になります。

テニスでは2回続けてサービスを失敗すると、相手のポイントになります。
2連続で失敗することをダブルフォルトと言います。

また、サービスの失敗が1回目は許されていることから、最初のサーブ(ファーストサーブ)は思い切って強烈なサーブを打って、もし失敗した時は2回目のサーブ(セカンドサービス)を打つ場合は、少し力を抑えて失敗しないように打つのが基本です。

ファーストサービスがフォルトになってしまった場合は、セカンドサービスは比較的ゆるいサービスになるので、レシーブ側の選手にとってはチャンスと言えますね。


■サービスエース

強烈なサービスを打って、相手がレシーブできずにポイントを取ることをサービスエースと言います。


■リターンエース

サービスを受けることをレシーブと言いますが、サービスを相手コートに打ち返すことを、特にリターンと言います。
相手サービスを強烈なリターンで返してポイントを取ることをリターンエースと言います。


■サーフェス

サーフェスは表面という意味があります。
テニスコートの種類のことを言います。
主にハードコート、クレー(土)コート、グラス(芝)コートなどがあります。

ハードコートはセメントやアスファルトに表面コーティングされたコートです。
4大大会の全豪、全米オープンはハードコートです。
ボールがよく跳ね、スピードが速いのが特徴です。

クレーコートはいわゆる土です。
クレーコートを採用している代表的な大会は全仏オープンになります。
ボールは跳ねず、スピードは落ちやすいです。また滑りやすいのも特徴です。

グラスコートは芝のコートです。
代表的な大会は4大大会のひとつ、ウィンブルドンになります。
ボールはあまり高く跳ねず、スピードは速いのが特徴です。

サーフェスの違いによって戦術も変わってきますし、選手によっては得意、不得意も変わってきます。


まとめ


テニスの基本的なルールや用語をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
これを踏まえて試合を観戦すればより理解が深まって、テニスを見るのがもっと面白くなるはずです。

ここでポイントを取ったらブレークだな、とか、タイブレークにもつれ込んだな、とか。
相手のサービスが強烈でなかなかブレークできないな、などなど。
一気に楽しみが増えることでしょう。

実際に試合を見ながらの方が覚えやすいと思いますので、機会があれば是非テレビででも観戦してみてくださいね。
最近では錦織圭選手の活躍もすごいので、見始めたら本当に熱中してしまいますよ。

是非楽しんでみてください。


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