プロテニスのランキングの仕組みとは?ポイント獲得方法など詳しく解説します

近年の錦織圭選手の活躍により、日本でもテニスが爆発的な人気を得ていますね。
我が家でも今までほとんどテニスなんて見なかったのに、最近はテレビ中継があると見るようになりました。

テニス ランキング 仕組み

でもテニスって結構難しくて知らないことも多いんですよね。
前回の記事では基本的なルールやポイントの数え方、ゲームやセットの取り方、用語について解説しました。

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タイプレーク?ブレークポイント?わかりやすいテニスのルール解説


今回はランキングについて、ちょっと調べてみようと思いました。
錦織選手がトップ10入り、トップ5入りするようになってからランキングについても注目を集めていますが、実はこのシステムの事もよくわかっていません。

どういった基準でランキングが決められているのか、どういう仕組になっているのか、解説していきたいと思います。


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プロテニスのランキングの仕組みを徹底解説



プロテニスは男女それぞれに協会があります。
男子プロテニス協会をATP(Association of Tennis Professionals)、女子テニス協会をWTA(Women’s Tennis Association)と言います。
ランキングはこの協会が定めるポイントによって決まってきます。

ここでは主にATPのランキングについてご紹介していきましょう。


もらえるポイントは大会のランクや成績によって変わってきます。
獲得したポイントには有効期限があり、52週と決められています。
52週ですからほぼ1年間と覚えておいて大丈夫でしょう。


それぞれの大会は毎年ほぼ開催時期が同じ時期であることから、各大会の成績によって獲得したポイントは次の年の同じ大会まで保持されることになります。


例を挙げて詳しく見て行きましょう。

例えば、2014年の全米オープン(4大大会の一つ)は2014年8月25日から開催され、錦織圭選手が準優勝を収めました。
4大大会は優勝者は2000P、準優勝者は1200Pですから、錦織選手は1200P獲得したことになります。

この1200Pは約1年間、つまり次の年の全米オープンまで保持されます。

そして例えば、次の年、2015年の全米オープンで錦織選手が優勝したとしましょう。
そうすると、錦織選手は2000P獲得しますが、昨年分の1200Pがこの時点で無くなりますので、トータルして+800Pということになりますね。

こうして、各大会の順位で得られたポイントは1年間保持されながら、ポイントの累計によってランキングが決まるのです。
先ほど例に挙げたように、2015年に錦織選手が全米で優勝すれば、現ポイントから+800になるため、ランキングも上がる可能性がありますし、逆に成績が残せない場合は1200Pが無くなるわけですから、大幅にランキングを下げる可能性もあるわけですね。

このようにして、それぞれの大会のランクに応じたポイントが加えられながら、1年ごとに更新されていくわけですね。

大きい大会に勝って、一気に大きいポイントを獲得すれば、順位をぐんと上げる可能性がある代わりに、次の年も同じ成績かそれ以上の成績を収めないとランキングも下降してしまう、というわけです。

また各大会のシード権もランキングによって決まってきます。


男子プロテニスのBIG4(ビッグフォー)とは?


男子プロテニスで、頂点に君臨し続ける4人のプレーヤーの事を総称してBIG4(ビッグフォー)と呼ばれます。
それが、ノバク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーの4人です。

このBIG4の4人は実力が突出しています。
中でもジョコビッチの強さは群を抜いています。
とにかく安定したテニスでつけ入る隙が無いといった感じです。
フェデラーやナダルは全盛期は過ぎたとはいえ、やはりまだまだ強いですが、近年は少し陰りが見え始めてきたでしょうか。

グランドスラムでも必ず誰かが上位に来ますし、なかなかこの4人の牙城を崩せないという感じです。

この4人に割って入る次世代の若い選手ということで、錦織圭、スタン・ワウリンカ、ミロシュ・ラオニッチ、マリン・チリッチなどの有望な選手が上位を狙っています。


ATPの主要な大会とポイントについて


ATPでは、1年を通して開催される大会には、4大大会を頂点としてATPマスターズ1000、ATP500、ATP250とそれぞれランクが付いています。
大会のランク、成績によって得られるポイントが下記のように変わってきます。
※ベスト8以下もポイントはもらえますが、ここでは割愛します。

4大大会
優勝:2000、準優勝:1200、ベスト4:720、ベスト8:360

マスターズ1000
優勝:1000、準優勝:600、ベスト4:360、ベスト8:180

ATP500
優勝:500、準優勝:300、ベスト4:180、ベスト8:90

ATP250
優勝:250、準優勝:150、ベスト4:90、ベスト8:45


4大大会とは?


テニスの4大大会はグランドスラムと呼ばれる大会で、規模や格式、権威など最もランクが高い大会です。
4大大会に優勝することはプロテニスプレーヤーなら誰もが目標とするところでしょう。

ちなみに、日本人では2014年の全米オープンで錦織圭選手が準優勝したのが最高位です。

1年のうちで開催される4大大会全てに優勝することを「年間グランドスラム」、生涯で4大大会全てで優勝することを「生涯(キャリア)グランドスラム」と言います。
年間グランドスラムはシングルスであれば、男女合計でまだ5人しか達成していない記録です。


4大大会の詳細を見て行きましょう。


■全豪オープン

オーストラリア・メルボルンのメルボルン・パークで開催される大会です。
開催時期は1月、サーフェスはハードコートです。

シーズン開幕直後の4大大会です。


■全仏オープン

フランス・パリの名所「ブローニュの森」にある「スタッド・ローラン・ギャロス」で開催されます。
開催時期は5月末~6月、サーフェスはクレーコート(赤土)です。

フランスの観客は熱狂的で、フランス以外の選手は完全アウェイでの試合を強いられます。
2015年の大会では強風で土が舞うといったシーンもしばしば見られました。


■ウィンブルドン選手権(全英オープン)

イギリス・ロンドンのウィンブルドンで開催される大会です。
開催時期は6月、サーフェスはグラスコート(芝)です。
ウィンブルドンと言えば、テニスを知らない人でも一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
それぐらい有名な大会です。


■全米オープン

アメリカ・ニューヨークのUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターで開催されます。
開催時期は8月、サーフェスはハードコートです。

2014年に錦織圭選手が日本人初の決勝進出、準優勝という成績を収め、日本でも爆発的なテニスブームを巻き起こした大会として記憶に新しいのではないでしょうか。


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4大大会以外の主要な大会


4大大会の下のランクに位置づけされるのがマスターズ1000、その下にATP500、ATP250と続きます。
マスターズ1000は年間に8試合あり、中でもイタリア・ローマのローマ・マスターズ(BNLイタリア国際)や、アメリカ・オハイオ州のシンシナティ・マスターズは、4大大会の直前に行われるため、前哨戦として位置づけられています。


ランキングがTOP30以内の選手は大会出場の義務というのがあり、それがグランドスラム(4試合)、マスターズ(8試合)、ATP500(いずれか4試合)になります。
ランキング上位選手は毎年試合で結果を残さなければあっという間にランキングが下降してしまいます。
下手をすれば、試合が終わって次の週にまた試合というのもざらにあります。
プロテニスのツアーというのは本当に過酷なんですね。


ちなみに、日本で唯一開催されるATPの大会は楽天ジャパンオープンで、ATP500に位置づけられています。
2013年、2014年と錦織選手が連覇をしている大会で、今年も目が離せませんね。


まとめ


プロテニスの大会やランキングについて解説してきましたがいかがでしたか?
年間を通して、それぞれの大会のランクや成績に応じてポイントが加算され、ランキングが決まるんですね。

それにしてもプロテニスプレーヤーというのは本当に過酷だと思います。
ケガをしてしまう選手も多いですが、いかに体調を万全に整えるかがカギになりそうですね。

最近では錦織圭選手の活躍も素晴らしいですし、見ていてもとても楽しいですよね。
それぞれの大会の特徴などを知っておくともっと楽しめることでしょう。

それに合わせて基本的なルールも覚えておくといいですね。
これからはもっとテニスが楽しくなりますね!


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